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預けることと、託すこととの違い―名義が変わるか変わらないか、目的、時間、人―
2015年12月03日

 

 

すみれ

「預けると託すは違うの?」

 

ポリー

「お金を銀行に預ける場合は、口座は預けた人の名義です。お金を銀行に託した場合は、口座名義に銀行の名前が入ります。お金の流れは同じようにみえますね。

 

託した場合、託された人は、託す目的に従って得た利息や運用利益を、受益者という人に渡します。託すことが終わったら、最後の受益者に、託したお金を全部返します。受益者は、託した人とは違う場合があります。預けた場合は、銀行は、預けた人に同じお金をいつか返します。」

 

すみれ

「名義が変わることと、お金を出した人と利益を受ける人や返してもらう人が違うかもしれないってことか。何か意味があるの?」

 

ポリー

「土地の場合で考えると、預けた場合は、その土地にアパートを建てる場合、預かった人が勝手にアパートを建てることはできません。

 

すみれ

「そうだろうね。」

 

ポリー

「アパートを建てていいか、預けた人に聞く必要があります。OKだったら代理人として契約をすることになります。

託した場合、託される人の仕事にアパートの建築が含まれていて、託す目的や法律に違反しなければ、契約の本人としてアパートを建てることができます。」

 

すみれ

「契約が2回か1回かってことかな。2回やる場合は一気にできたらいいけど、時間差があってその間に何かあったらアパートはあきらめるってことだね。」

 

ポリー

「そうですね。畑もいいですよね。預けるだけで良かったらその方がいいです。お願いするだけで良かったその方がいいです。」

 

番人

「雨が降ってると散歩にいけないな。」

 

すみれ

「お願いしますよ。」

 

―「親鸞」五木寛之 (株)講談社より―

 

はかなきこのよをすぐすとて

うみやまかせぐとせしほどに

よろずのほとけにうとまれて

ごしょう わがみをいかにせん

 

ハガキ320151203