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預貯金は債権、預貯金債権は譲渡禁止特約付の債権
2015年11月17日

 

預貯金は、信託財産にしないで現金にしてから

すみれ

「おはよう、ポリー」

 

ポリー

「すみれ、おはようございます。」

 

すみれ

「今日の新聞やテレビはフランス関連が多いね。」

 

ポリー

「そうですね。預貯金なども調べられているんでしょうか。」

 

すみれ

「そんなことできるの?」

 

ポリー

「どうでしょうか。」

 

ポリー

「預貯金て、現金を銀行や郵便局や信用金庫なんかに置いておいて、いつでも引き落とせるようにするんですよね。」

 

すみれ

「私は現金を預けているって意識だけど、違うんだね。」

 

ポリー

「感覚としてはそうですよね。でも私たちが銀行に現金を入れたあとに持つのは、銀行に対してお金返してねって言う債権です。」

 

すみれ

「ふーん。」

 

ポリー

「預金債権とか、貯金債権って譲渡禁止特約がついていて、家族信託契約を作成する段階では書けないんです。」

 

すみれ

「譲渡禁止特約だから契約書には書けないの。かわいそうだね。」

 

ポリー

「口座の人の名前があっちこっちに行くと、誰に払うのか確認するのに大変なんだろうと思います。

現金を引き出して誰かにあげたり、振込なんかはできますもんね。」

 

すみれ

「そうだね。実際に困らなければいいか。銀行の人の負担も少なくなくし。」

 

ポリー

「信託契約書の信託財産に、預金口座を書いて、その契約書で信託口の銀行口座が作れたら結果オーライなんですが。

原則は、金銭債権(預貯金)信託としてではなく、金銭信託として信託財産に記載しておく。例えば一旦委託者さんの通帳から引き出した現金を金〇〇円と記載する。受託者さんと契約が成立したら、銀行などに持って行って、信託口の通帳を作ってもらい、現金を入金。良かった。」

 

すみれ

「ほんと良かったね。ポリーお疲れ様。」

 

番人

「おー、今日は最後のお菓子だよ。すみれ、郵便局の人に対して。」

 

 

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参考

信託協会HP