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自分のアパートと、そのアパートを貸す資格を分けて引き継ぐ
2017年05月09日

 

子ども2人の夫婦で、夫が亡くなり将来は子ども2人へちゃんと引き継いでもらいたい、お嫁さんが元気なうちは、生活に必要な分は保証したい、というような事例です。

 

アパートは、アパートの権利と、アパートを貸す資格を分けて引き継ぐことを検討しても良い、お嫁さんが死んだとき、お嫁さんから子どもへ引き継ぐことを考えると税金の節約にもつながる、というような考えがあるようです。たしかにアパートの権利と、そのアパートを貸す資格は別に考えることができます。

アパートの権利と、貸す資格を、それぞれ子どもと、お嫁さんに分けて引き継いだ場合、固定資産税などの支払いは子ども(2人か1人)が行い、修繕、賃料の受取り、ローン返済をお嫁さんが行うことになるのかなと思います。

 

お嫁さんが亡くなったときは、貸す資格とアパートのローンが残っている場合は、ローンについて誰が返していくか、子どもが話し合いで決める、ということになるのでしょうか。

 

お嫁さんが亡くなった場合などを想定して最初から分ける家族信託では、相続税がかからないように(この場合だと約4800万円)話合い(遺産分割協議)をします。

話合いで引継ぎが完了したら、子の1人を受託者にして、お嫁さんを委託者&最初の受益者にする信託契約を締結します。信託する財産には自宅も含めることができます。残っているローンは、信託することができません。

お嫁さんの生活費は、アパートの持分に応じた賃料から、金融機関から連帯債務が認められれば、持分に応じた債務返済分と修繕引当金を差し引いた額を充てます。 お嫁さんが亡くなった場合は、子2人で残った財産と債務を分けます。分けたあと、信託を終了するということができます。

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参考 かふうVol.604 「よくわかる不動産相続Q&A」